パロディーとパクリほかとの違い

ネット上ではパロディー(パロ)とパクリなどいくつかの言葉に対して混乱があり、実際にかなり境界線も曖昧なので判断が難しい場合が多いでしょう。
これらの違いは何なのか、それについて議論しているサイトなどもありますがここでは自分なりの見解を述べさせていただきます。
あくまで、個人的な意見ですのでこれが正しいという保証はないですが、一つの参考としていただけると嬉しいです。
また、「こうなのでは?」などの意見がありましたらアドバイスをお願いします。

定義上の違い

まず、似たような言葉の定義や語源について。

オマージュパロディパクリ
語源フランス語「homage(敬意、主従)」ギリシャ語「παρωδια(物真似)」日本語、語源は諸説あるが食いついたときの擬音語「パクリ」が有力とされる
定義元ネタへの尊敬や敬意を表して作られた作品元ネタへの風刺や批判を主として元ネタを滑稽に表現する盗作と同義
元ネタの利用使う場合もあれば使わない場合もある使う使う
元ネタを明かすかどうか明らかにする場合が多いがしない場合もある明らかにするかあからさまに分かりやすい表現を使う(元ネタを知っている人はすぐに分かる)明らかにしない

他にもリスペクトとかインスパイアなどいくつか似ている用語があるが特に比較されやすいのは上記の3つだと思います。
特にパロとパクリは混同されやすいですがよく比較するのに以下のような説明があります。

 

  • 元ネタを知られたくない(隠す・知られると困る)のがパクリ
  • 元ネタを知っていて欲しい(知られないと困る)のがパロ

 

パロが主に元ネタを使ってそれをおもしろおかしく表現するのが主体なのに対してパクリは元ネタを自分の作品として取り入れて主張してしまう違いがあります。 

著作権法上の問題は

どれも著作者に訴えられれば違法(著作権侵害)になる可能性はあります。

なお、これらは現状の日本の法律上では二次創作に当たります。

元ネタに対する扱い

主にオマージュとパロはそのオマージュとパロ作品の作者が元ネタを好きであり、アイディアなどを流用して自分なりのアレンジを加えたりしたものであり元ネタ作品に対する敬意や愛などがある一方で、パクリの方は元ネタが人気だったり売れてたりするからなどの理由によりアイディアを盗んでしまうこと。

中には作者本人もパクった意図がなく無意識のうちに行っている場合もあるが大抵は元ネタの作品に対する愛はないか少ないのが通常。

ただし、現在の創作物は100%なんの作品にも影響されずに作られた完全オリジナルと言えるものは存在しないに等しく、その人が生きてきた人生の中で影響を受けた作品などのネタが入るのは当たり前のことであり、どの辺までが許容できてどこから許容できないのかの範囲は非常に難しい。

偶然の一致という事もありうるし、二つの作品の作者が別々に同じ作品から影響を受ければ内容が似かようこともあると思われます。

最後に

なお、この知恵ノートのカテゴリは エンターテインメントと趣味 > アニメ、コミック になっていますが、上記は他の創作物全般(小説、映画、ドラマ、絵画、音楽等)にも言えることです。